設計レポート

街並みに寄り添う

少し控えめで、おくゆかしい表情の家です。庇は通りと、地窓は庭との豊かな関係を生み出しています。ていねいな暮らしと調和を求めてできた家のカタチです。
第一回 「敷地に対して斜めに振って家を建てる」
第二回 「はたらく屋根」
第三回 「たまりの場」
第三回 「たまりの場」

 
あなたにとってどんな場所がいちばん落ち着けますか。

人通りの多い通路や出入り口の近くでくつろぐことができないのはもちろんですが、たとえ居間であっても周囲の視線が行き交う、ただ単に広いオープンな部屋では、少し落ち着かない気がします。
そんな時には、ソファに体を沈めたり、壁際に寄りかかったり、あるいはちょっとしたものかげに隠れたりと、自然にほっとできる場所をさがしているのではないでしょうか。

この家には、そんなたまりの場をつくることを意識しています。


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第二回 「はたらく屋根」

近頃は、大きな屋根の家を見かけることが少なくなりました。
雨や風を防ぎながら、建物を守ってくれる屋根は
建物をつくる上で最も基本的な要素のひとつです。

この家には大きな屋根、小さな屋根、軒の低い屋根
と いろいろな屋根があります。
それらの屋根は単に家を守ってくれるだけではなく、
様々なはたらきをしてくれます。

人を玄関に迎え入れるポーチ 
自転車が置ける駐輪場
不意の雨にも安心な洗濯物干場
夏の強い日差しを遮る、深い軒の出
建物に陰影をつけ、深みのある外観をつくりだす
そしてOMソーラーには欠かすことのできない  ”太陽の熱を受ける集熱面” の役割です。
 
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第一回 「敷地に対して斜めに振って家を建てる

それは、建ち並ぶ住宅と庭の配置計画として有効な手段のひとつです。

空いた敷地にできる庭と窓の位置を工夫することで奥行きのある庭が生まれます。
日照や通風、隣家の目線をコントロールできます。
街の景観にタマリをつくり、住宅と街をやわらかくつなぎます。

設計レポート】   【第二回 へ続く】