家とは、家族を包む器
この家では、そのイメージをアプローチから見える屋根で表現しました。
丸みをつけた屋根でポーチを大きく覆っています。
屋根を建物から大きく跳ねだすため、屋根の丸みに近い太鼓梁を建物の内部深くから跳ね出しています。(天秤の原理で梁を跳ね出す、跳ね木といいます)。この梁は、家の中では露出し、空間のポイントともなっています。
通常 屋根の周りをぐるっと回ることとなる雨樋を隠すデザインとしています。屋根の中に樋をつくる内樋という方法もありますが、豪雨時、雨樋が詰まったときなど、屋根裏に水が廻ってしまいますので、通常通り樋を付け、樋の先端に屋根なりの形状のものをつけ樋を隠す工夫をしています。雨樋の下の排水用の屋根裏のスリットは、屋根の伸びやかさの演出にも一役買っています。
 
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