KAKIAN

催し物のご案内

可喜くらし連続講演企画 第3期 『旅とまなざし』が始まります。

毎回、ご好評頂いています、可喜庵での講演企画「可喜くらし」。2017年6月3日(土)より、第3期が始まります。

今期も、各方面で活躍されてる方々に「旅とまなざし」をテーマにお話しいただく予定です。

どうぞ、ご期待ください。!cid_B6A93C2F-48B3-4924-95CE-EBDB0C7257A4可喜くらし三期チラシ


 

〈可喜くらし〉について
可喜庵は、幕末に宮大工の鈴木喜三郎の隠居小屋として建てられた住居でした。およそ築百五十年後2006年まで代々手を加えながら住み継ぎ、その後、社会文化活動の一環として、芸術・建築を中心に、暮らしの提案や地域や場所の記憶を未来に引き継ぐことを目的に「可喜庵」として運営しています。〈可喜くらし(かきくらし)〉は一年ごとにテーマを掲げ、芸術・建築に関わる第一線のゲストから徒然なる語りを聞き、交流をする連続講演会です。2015年6月から始め、一期『旅とデザイン』、二期『旅の風に吹かれて』1年間に6名、計12名の講師の方にお話を伺いました。そして3期『旅とまなざし』となりました。住いの素形のような空間で無心に喜びや発見を分け合い、くらしに「可喜かき」の輪を繋げ、地域や場所の記憶を未来に引き継ぐゆく場を目指しています。
 
第三期『旅とまなざし』 テーマについて                   
『旅』とは日常から離れることでありながら、『旅』の起点と終点は自分自身の居場所です。戻る場所を魅力ある「新しさ」に立ちかえさせるものです。自然や大いなるものに「ひれふすことと立ちむかうこと」そのふたつの行為のあわい(間)に生まれるものが、人間の生活の知恵、文化、造形であり私たちはその絶対的な「小ささ」をいとおしく感じるのかもしれません。旅人の『まなざし』は遠い地の出来事や事件を私たちに近いものへと導き、身の回りのあたりまえのように存在していたもの、目に見えていなかった自然の恵みの中に、未来への気づきを見つけられるかもしれません。大量の情報を離れた場所で瞬時に得られる時代だからこそ、研ぎ澄まされた身体で得た経験を一つ屋根の下に集まり直に受け止め、共に想いを馳せる機会となれば幸いです。
企画・協力   高月純子
 
 
可喜くらし3rd season
『旅とまなざし』連続企画講演会(全4回)

連続講演会(全4回)講演日程
■第1回 2017年 6月3日(土) 「私の建築の旅」
建築家・手塚 由比
■第2回 2017年 9月2日(土)  旅:「キセキ・クロ・セン」
造形作家・鈴木 安一郎
■第3回 2016年 12月9日(土) 
写真家、映像人類学者・港 千尋 「旅と記憶」
■第4回 2017年 3月3日(土 ) 「都市の木造を見直す旅」
建築家・安井 昇

 

 

 



 

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