株式会社 鈴木工務店 ものがたり奏でる家

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建物完成見学会のときに、担当者が住まいについて、イラストや写真を用いて解説しています。

11年と6年2つのOB見学会 -離れが同居する家と成長する家-

2011_10OB

 

今回の設計レポートは番外編とさせていただきます。

以前は、「場を読む」と題した設計レポートを作成しておりましたが、この二軒の「場を読む」が見当たりませんでした。と、いうわけで思い出しながら書いてみる事にしました。

 

 

 

11まずは、11年目の「離れが同居する家」です。
ご主人が、「将来、蕎麦屋でも開くか」の一言と親との同居の話があり、敷き瓦を貼った土間玄関を広く設けてみました。その土間に沿って床の間付きで、ミニキッチンを備えた納戸が付属する和室が「離れ」としてあります。
「離れ」と土間を挟んだ部屋は吹き抜けと階段を取り込んだLDKになっています。吹き抜けは二階の窓からスノコの通路を通して光が降り注ぎ、空間に陰影を作ってくれます。光の変化を一日楽しめる部屋です。
二階は個室ですが、庇に覆われた南側の広いバルコニーは、時には椅子を出して読書をのんびり出来ます。日頃は洗濯干し場になっています。
一階の外壁は粋な黒塀で「墨」の入った塗料で塗りました。真っ黒ではない落ち着きがある色合いに仕上がったと思います。

6次に、6年目の「成長する家」です。
造成地の角地が敷地で、予想どおりに車庫用地は敷地東南角に設けられていました。
この車庫用地を基礎工事の根切りで出た土で埋めることにして、玄関を北西にもって行きました。さらに、建物位置を東側の道路に接近させました。一つには、南側隣家の先に公園を兼ねた遊水地が広がっていたのでこの風景を部屋から楽しむ事と、将来の親との同居が可能なように西側にスペースをとりました。
周りに空いたスペースは、木を植えたり芝生を敷いて庭造くりを楽しんでもらったり、その庭でお子さんと大いに身体を動かして楽しんでもらうことが出来るような建物配置と平面を考えました。
東南角に吹き抜けとデッキがあるダイニングコーナーにして、町の景色と季節の変化を楽しめる場所になっています。
外壁が、「白」の家です。