催し物のご案内
可喜くらし・連続講演サロン 第5期『あそびくさまく旅』④※延期となりました
第4回『ラビリンスからの贈り物』※延期となりました
山岡 三治
イエズス会日本管区長補佐・司祭/ 上智大学名誉教授
2020年3月14日(土) 14:00~16:00
※延期のスケジュールは後日サイト内でお知らせいたします
若い時には、お寺に弟子入りと教会での洗礼と両方に通うこともあったという山岡三治氏は現在、カトリック・イエズス会の司祭、上智大学の名誉教授としての活動を行いながら、国際的なキリスト教研究者・伝道者として活躍されています。アラスカのイヌイット(エスキモー)との共同生活、アフリカ諸国との交流、モンゴル・中国・南アジア・南ヨーロッパのキリスト教の歴史共有と交流など、多くの出会いをつなぐのは人間への探求心と兄弟としての信頼、そしてユーモアといいます。今回は、精神的な深みに関わる「ラビリンス・ウォーク」という、歩く祈りと黙想の紹介など、人間の精神と空間、環境と行為をみつめるお話を伺います。(企画協力 高月純子)
※5期テーマは当サイト下部の詳細をご覧ください
◇講師プロフィール
山岡 三治 (やまおか さんじ) 1948年 東京生まれ。 イエズス会日本管区長補佐・司祭/上智大学名誉教授/元上智大学副学長。
慶應義塾大学経済学部、東京教育大学文学部、上智大学神学部をそれぞれ卒業後、1990年ローマの教皇庁立グレゴリアーナ大学で神学博士、1994年から2018年3月まで上智大学教員。著書に『カトリック教会の説教』(キリスト新聞社)、『現代世界における霊性と倫理-宗教の根底にあるもの』(共著/行路社)など。2019年12月のローマカトリック教会のフランシスコ教皇来日の日本側準備陣のおひとり。
■日時:2020年3月14日(土)開場13:30 、講演14:00~16:00
■会場:可喜庵 (鈴木工務店敷地内)東京都町田市能ヶ谷3丁目6-22
※小田急線「鶴川駅」北口徒歩8分
※駐車場はありません
TEL : 042-735-5771 FAX: 042-735-3323
■参加費 :各回 / 一般2,000円 学生500円(ワンドリンク付)
■地図アクセス:https://www.suzuki-koumuten.co.jp/kakian/access
■定員 :30名(申込制)
■お申し込み :kakian@suzuki-koumuten.co.jp (担当:畑野まで)
①お名前 ②一般/学生の区別(学生は学校名記入) ③当日連絡先(携帯・メールなど) ④お住まいの地域(町田市、世田谷区など)
①~④をご記入の上、メールに送信してください。
可喜くらし 5期 テーマ 『あそびくさまく旅』
〈企画趣旨〉 可喜くらし(かきくらし)は、幕末に建てられた 住いの素形の空間「可喜庵」で、無心に喜びや発見を分け合い「可喜」の輪を繋げることを目指しています。環境、建築、芸術の第一線にいる講師から『旅』をテーマに心に残った徒然なる語りを聞きます。
5年目/ 第五期のテーマは『あそびくさまく旅』です。「遊び種」は、遊び相手や遊びの材料のこと。「種」は「くさ」と読み「あそびぐさ」です。「遊び」はもともと、神や魂を楽しませるものを表し、楽器を使って歌や舞を踊る「神楽」がそれを表します。さらに「遊び」は「足霊(あしひ)」を語源とし、人びとの助けとなる神のところに歩いて行って祭ることに由来します。子どもだけでなく大人も遊びの種を蒔き、眠っている力を醒まし育む旅と致します。『旅』とは日常から離れることでありながら、『戻る場所』を魅力ある新しさに立ちかえさせるものです。自然や大いなるものに「ひれふすことと立ちむかうこと」そのふたつの行為のあわいに生まれるものが、人間の生活の知恵、文化、造形であり、私たちはその絶対的な「小ささ」をいとおしく感じるのかもしれません。<企画協力 高月純子>
■主 催:鈴木工務店 可喜庵
■企画協力:高月 純子
■協賛:日本インテリア学会