町田市への人口流入が増えている?

町田市の土地価格って?

町田市鶴川駅から徒歩15分の場所に土地探しからの家づくりを叶えた4人家族の住まい

鈴木工務店のある町田市とその周辺の不動産(土地、建物)の動きについて、お付き合いのある不動産業者の方にお話しを伺いました。曰く「転入(人口)が増えている」とのこと。結果、不動産価格は高止まり感があるようです。

理由は、従来からの都心部マンション価格や土地価格の高騰に加えて、近年の建築費高騰が挙げられます。郊外でも、いわゆる国道16号線圏内に含まれるエリアは、大型ショッピングモールの出店も相次ぎ、特に子育て世代に人気があるようです。

町田市エリアへの子育て世代の流入

4人家族の住まいは、1階が庭とつながるLDK+離れのような和室。2階に水まわりと子供室、主寝室を配置しています。

統計局の住民基本台帳人口移動報告の統計データを、町田市に絞ってAIに状況をまとめてもらいました。結果は、全世代および若年層の人口流入が全国的にも上位!東京都(首都圏含む)だと2位でした!

1. 全世代における転入超過順位(東京都内)

  • 町田市の2023年(令和5年)12月31日時点の転入超過数は「2,023人」で、東京都内では第2位。町田市
    (全国では総務省データによると全国1719市町村中15位となっていますが、東京都内では2位)

2. 0〜14歳世代における転入超過順位(東京都内および首都圏)

  • 2023年、0〜14歳の転入超過数は「856人」で、東京都を除く全国(政令市を除く)第1位。東京都内での順位も同様に高く、概ね上位に位置していると見られます。町田市

東京都の手厚い補助金も誘因

築40年超えの古家を省エネ住宅に建替えた町田市の平屋。東京都の補助金を利用しながら、太陽光発電と蓄電池を備えました。

先の不動産価格と建設費の高騰のほかに、東京都の補助金の手厚さも、人口流入の要因にあるようです。「神奈川県町田市」と揶揄されることもある、神奈川県側に突起した町田市ですが、東京都のアドバンテージは当たり前にあるわけですね。隣接地の相模原市や横浜市、川崎市などに比べると、この住宅関連補助金はやはり魅力です。省エネ住宅の推進は進む一方ですので、東京ゼロエミなどの都独自の省エネ補助事業は突出して金額が大きい分、利用しない手はないのです。

しかし、教育費と同じく、東京都と隣接県の地域間格差があるこの現状。鈴木工務店のお客様には、町田市の隣接市の方々も大勢いらっしゃいますし、格差は決してよいことではないのですが。。。省エネ推進は国全体の課題ですから、何とか格差是正の対策をお願いしたいところです。

暮らしやすさが魅力。町田市の鶴川駅エリアは穴場かも?

JR町田駅と小田急線町田駅をつなぐペデストリアンデッキから、原町田大通りを眺めます。通り左の中ほどにブロンズに輝くとんがり屋根が見えますが、こちらは「町田駅前交流拠点 はっとまちだ」です。今年の3月に鈴木工務店の施工で竣工しました。 photo :©Shota Hiyoshi

鈴木工務店最寄り駅である鶴川駅周辺は、大型ショッピングモールこそありませんが、都市機能の集積した小田急線町田駅と川崎市の新百合ヶ丘の間にあり、新宿駅へも約30分と好立地。緑も多く残り、貸農園を利用する住人の方々も多くいる都市生活と田園生活を両得できる環境が魅力です。ちなみに、現在鶴川駅は2027年の完成を目指して駅およびロータリーの改修工事中。

鶴川駅南口完成イメージパース。町田市説明会資料より(2024年7月)

教育面でも、玉川学園や和光大学付属小・中学校、昭和音大、公立でも合唱コンクール常連の鶴川第二中学校などがあり、お子さんの通学を考えて移住する家族もいらっしゃいます。

町田市玉川学園に土地探しからご一緒した子育て世代の住まいです。

不動産会社の方のお話でも、お隣の新百合ヶ丘エリアのマンション・土地価格がコロナ禍以降高騰したこともあり、鶴川の価格面も含めた土地の相対的ポテンシャルは高まっているとのことです。

土地探しからの家づくりを考えている方は、町田市、そして鶴川エリアもぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。鶴川エリア以外でも、南北に長い町田市は、エリアごとに異なる特徴がありますよ。例えば、南町田は前述の国道16号線沿いに大型ショッピングモールと高層マンションの建設が続き、田園都市線の駅へのアクセスしやすさが魅力です。町田駅周辺は、役所や図書館、美術館、デパートなど都市機能が集積。中部や北部は里山風景の残る自然豊かなエリアで、横浜線沿いには大学や高校も多数あります。書いていて改めて思うのですが、町田はやはり魅力的なまちですね!手前味噌ですが…

さて、鈴木工務店では、提携の不動産業者をご紹介することも可能です。また、弊社の家づくりに共感していただいた方へのサポートとして、ご契約前の土地の下見を行い、建築的なアドバイスも承っています。ぜひお問い合わせください。

この記事の著者

畑野 暁子

広報・営業

畑野 暁子

Hatano Satoko

宅地建物取引士

人と建物、土地とつながる工務店であり続けるために。お客様と地域とふれ合いながら、暮らしの輪を広げていきたいと思います。