これからはじまる たてものがたり「平屋をあそぶ」 鈴木工務店の木の家をご紹介

現場が始まった町田市の平屋(一部2階)の紹介です。画像は、プレゼンテーションのときのイメージパースです。敷地面積200坪弱、延床面積約58坪のゆったりとした建物です。

「おしゃれ過ぎず、洗濯物を干してもなじむ家」とは奥様の言葉です。ご要望は多岐にわたりましたが、敷地の広さに救われました。2階家の初期提案から、広さを生かした平屋に変更。東道路からの視線を遮り、庭を囲むL字型プランです。ロフト的空間には畳部屋を配しました。

イラストやDIYなど多才なご主人のアトリエを母屋の向かいに設け、ゆったりと庭を囲みます。

大屋根が架かる薪ストーブのある土間を進むと玄関が。大勢の子供や友人が集う場が内外にある、「楽しむことを知る家族」の住まいです。

煙突の出ている屋根の下が玄関へ続く土間。L字平面の向かって右翼が個室群、左翼がLDK2025年竣工。

この記事の著者

鈴木 亨

会長

鈴木 亨

Suzuki Toru

一級建築士

大学卒業後にイギリス、フランスで約5年間暮らしました。その間、ERNO GOLDFINGER設計事務所、RSRP設計事務所に勤務しました。欧州と日本の二つの原風景から、残したくなる「普通の家」を創るたのしさを知りました。好きな言葉は「桃李不言 下自成蹊」。