数段先に、次の居場所がある。「ちいく空間の家」
玄関の扉を開けると、すぐに家の全体が見渡せるわけではありません。
数段上がると、家族が集まる居間と食堂。そこからさらに数段上がると、スキップフロアに設けた個室。もう少し上がった先には、家族それぞれの部屋があります。
床の高さが少しずつ変わるたび、視線の先に新しい空間が現れる。
「ちいく空間の家」は、家の中を移動することそのものが楽しくなるような住まいです。

居間からデッキへ、家族の時間が広がる場所
玄関から数段上がると、居間・食堂と台所がひと続きに広がります。
台所に立つと、食卓や居間で過ごす家族の様子が自然と目に入ります。料理をする人、宿題をする子ども、本を読む人。それぞれが違うことをしていても、同じ空間の中で互いの存在を感じられます。
浴室、脱衣室、洗面室などの水まわりは、台所の近くにまとめました。家事の移動を抑え、家族の様子にも目を配りやすい間取りです。

数段ずつ上がるたび、違う居場所に出会う
この家の大きな特徴は、玄関から2階までを数段ずつ上がりながら進む構成です。
玄関から数段上がると、家族が集まる1階。そこからさらに数段上がると、トイレと一人分の個室を設けたスキップフロア。もう数段上がった先に、家族それぞれの部屋がある2階が続きます。
一つの階段で一気に上下階を移動するのではなく、途中に居場所を挟むことで、家の中にさまざまな高さと距離が生まれました。
スキップフロアの個室は、1階と2階のちょうど間にあります。扉を閉めれば一人で落ち着いて過ごせますが、家族のいる場所から遠く離れすぎることはありません。家族の声や暮らしの音をかすかに感じながら、本を読んだり、勉強をしたり、自分の好きなことに集中できます。
2階には、それぞれの個室と収納を設けました。勾配天井によって、部屋ごとに異なる表情も生まれています。

暮らしの中にある、小さな学び
子どもの学びは、机に向かう時間だけにあるものではありません。
料理をする家族の姿を見ること。自分の居場所を選び、身の回りを整えること。家族と話し、一人でじっくり考えること。
そうした日々の経験が、少しずつ学びにつながっていきます。
次の数段を上がると、どんな景色が見えるのか。
その先には、どんな居場所が待っているのか。
「ちいく空間の家」は、家族の気配と、それぞれの好奇心を緩やかにつなぎながら、毎日の中に小さな発見が生まれる住まいです。
7/18(土)完成見学会
完成見学会 @横浜市緑区中山

横浜市緑区中山にて、「ちいく空間の家」の完成見学会を開催します。
家族の気配を感じながら、それぞれの時間も大切にできる住まいです。段差によって緩やかにつながる空間や、スキップフロアを生かした間取りを、実際の建物でご覧いただけます。
設計や施工の工夫について、作り手がご案内します。
お申し込み・詳細は、見学会イベントページよりご覧ください。
https://www.suzuki-koumuten.co.jp/event/24656/






