大工と建築

DOC170130-000諏訪市博物館で「大隅流の大工と建築」(高島藩大工棟梁の技と誇り)という展示を見てきました。江戸時代の名匠といわれる棟梁の図面が展示されていました。神社の社殿の図面 立面図など 非常に精巧にかかれており ドラフターなどない昔にどうやって描いたのだろうか、とても江戸時代にかかれたものとは思えないものでした。木造建築をつくる棟梁が自ら図面を描いているということは 設計者は大工の棟梁なのだと言う事実。 昔は 設計するということは自らつくるということだったのだということに今更ながら気づいてしまいました。現在は分業されており別、別が当たり前だと思っていた自分にとって、刺激を受けた展示でした。(田中 博)

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