住まいと光、色の関係・広袴の家

広袴の現場から。晩秋に向けて日が低くなってきましたね。そんな午後の光があたたかく射し込む室内の様子をお届けします。お施主様のご要望で、内装は白を基調としています。ドイツ製の天然素材壁紙ルナファーザーを貼った壁に、光と影がやわらかく映ります。

個室の壁は一部にアクセントカラーを施しました。彩度を抑えたカラーリングは、光が射すと上品な明るさを見せてくれます。インテリアのカラーとしても人気のあるブルーグレーはその代表かもしれません。木部との相性もよく、木の家になじみます。

ちなみに、同じ面積でも寒色系は小さく見えたり奥行きを感じさせたり、暖色系は大きく見えたりします。よく、膨張色などとも言いますね。もちろん、色の心理的な効果もよく知られています。色の特性を理解して活用すれば、空間の演出を効果的に行うこともできるわけです。

広袴の家「集う風景」は、11月23日(金・祝)24日(土)25日(日)に建物完成見学会を行います。詳しくはこちらへ。