台風への備えを万全に

台風15号の傷跡も癒えない地域があるなか、また今週末に大型の台風19号が関東に接近する予報が出ています。
お住まいの外回りを中心に、風で飛ばされやすい物をしまう、固定するなど防災対策に努めましょう。
---事前対策について---

サッシは閉めるだけではなく施錠を

施錠していない開き窓等が風圧で勢いよく開き、丁番が破損する被害が報告されています。当たり前のようですが、2階の小窓などは習慣で施錠をしていないケースも見受けられます。戸締りの際は今一度確認しましょう。

断水に備えてお風呂やバケツ、ペットボトルに水をためる

給水車から自宅へ水を運ぶ携行タンクもあると便利です。

充電しておく
充電式の家電はフル充電に。

水、電池、食料のストック
非常食の棚卸を兼ねて備蓄品をチェック。古い物から使用して、新しく買い足す機会にも。

カセットコンロの用意
オール電化の家も増えている昨今、非常時には欠かせないアイテムです。キャンプ道具の活用も。

懐中電灯、ラジオを身近に用意
就寝時は手の届くところに置いておきましょう。

車のガソリンを満タンに
金曜の夜から土曜の午前中にかけてはスタンドに長蛇の列ができそうです。早めの給油を。

外まわりの点検。風で飛びそうな物の固定、撤去
バケツ、日除けタープ、葦簀、物干し、植木鉢、ガーデニング道具、自転車等などなど
※浸水被害やがけ崩れの危険がある地域では、自治体の防災マニュアルや避難所の事前確認を

---事後対策について---

台風による被害が生じた場合は、必ず写真を撮る
火災保険の契約内容によっては風災対象となる場合があります(事前に契約内容を確認しておくとよいでしょう)。被害の様子はできるだけ詳細に撮影しておくと、申請の時に役立ちます。

風雨が収まっても、自分で高所の補修作業をするのは危険

写真を撮ってから修理業者に対応してもらいましょう。

※被害が出ても暴風雨の最中には外に出ないようにしましょう。トタン屋根などの飛来物が飛んでくることがあり危険です。