築42年の木造住宅。木を感じるフルリノベーション

築42年のコンパクトな木造住宅を一部増築しながらフルリノベーションしています。今回は、工事が進む相模原の現場から再び。
まずは、建物の概要から。延床面積90㎡弱の既存建物を15㎡弱増築し、基礎や構造の補強、断熱改修を行いました。室内の「暑い、寒い」を解消しながら、大人になったお子さんや、時おり訪れる実家のお母さま含む大人5人が程よい距離感でいかに快適に過ごせるかを考えました。

限られた空間のなかで「居場所」つくりを担っているのが、1階LDKの中心に置かれた収納兼間仕切りBOX。各エリアを緩やかに分けながら、デスクスペースとしても機能します。また、木と天然紙壁紙の貼り分けなど、仕上げの違いで空間の質を変える工夫もあります。

2階は確認の要求に応える個室を確保。小さいながら、勾配天井や古材梁の現しなどで変化をつけています。また、ファッションに感度のあるご家族を収納面で支えるため、増床部分や小屋裏、床下も活用しました。そのほか、住まい手好みのカラフル差し色による内装これからお目見えします。

古材梁を現した2階個室。壁は天然紙の壁紙(ルナファーザー)で仕上げます

戸建てフルリノベーション完成見学会@相模原は1月25日(月)開催です。新築注文住宅を手掛ける工務店ならではのフルリノベーションを、実際の建物で体感してください。当日は、設計、工事担当者が現場にて質問にお答えします。問い合わせ予約など、詳しくはこちらへ (畑野)