かきのたね冬号・vol.49が発刊しました。設置場所のコミュニティも広がっています。

鈴木工務店(町田市)の季刊誌『かきのたね冬号・vol.49』が発刊しました。

まだ鈴木工務店へ遊びに行っていないという方には、「かきのたねにのあるところ」でも手に取ってご覧いただけます。また、在庫があればご自由にお持ちいただけます。(お客様へは順次送付中です)

これまで誌面で紹介してきた「かきのたねのあるところ」を、blogでも紹介していきたいと思います。鈴木工務店の施主様のお店だったり、ご近所で縁のある事業者さんだったり。いずれも地元で活躍されている方々です。

工房×居場所 「クラフト工房 La Mano 」

工房の改修工事を鈴木工務店が手掛けるご縁をいただきました。

クラフト工房La Mano (ラ・まの)は、障害のある方の働く場所とことづくりを行うNPO法人です。スタッフやボランティアと一緒に、染と織りとアートの制作に励んでいます。所長の高野賢二さんは、「毎日行きたいなと思える居場所をつくりたい」と話します。

活動は染織教室のほか、夏と冬には展示販売会を開催。各地のマルシェにも出展しています。繊細さやぬくもり感のある染織や緻密さやおどろきを感じさせるイラストなどのアート作品は毎回人気です。

ラ・まのは金井の住宅街に隣接する里山にあります。竹林や畑に囲まれた工房では織りに使う綿花や染に使う藍も育てています。多様な活動を支えるボランティアには、周辺の住民の方々も参加してくれているそうです。多くの人の協力を得て「居場所」をつくることで、地域のみんなが知ることにつながる好循環を生んでいます。

「ラ・まのの名前をきいたことがある」という町田市民はきっと多いのでは。コロナ禍でイベントは自粛モードでしたが、だんだん地域のマルシェも再開している今日この頃。感染対策を行いながら、里山の工房やマルシェに出かけてみたいですね。

写真と記事の一部は『かきのたねvol.33』より