やどり木

町田市の某小学校の校庭で見つけたやどり木です。冬になると宿主樹木であるサクラが落葉してはっきりとした姿があらわれます。鳥に食べられた果実には粘りがあり、鳥の腸を通り抜け、排出されても粘液質の糸を引いて樹皮に張り付き、そこで発芽して寄生をし始めます。大地に根を持たずに木に繁殖するヤドリギは、古来から神聖なものとして尊重されてきました。(小栗克巳)

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