終の棲家

写真は、私の家から数分のところにある空き地です。

ここには、平屋の家が建っていました。

お子様は、だいぶ以前に独立され、

ここ何年間は、その平屋の家に、

ご夫婦お二人だけで、ずっとお住まいでしたが、

昨年近くのマンションに引っ越すことを決めたと、

突然連絡が入り、今は、こうやって

建売物件の工事を待っている状態なのかな?

 

子育ても一段落して、これからの人生を、

ご夫婦で住んでいくカタチには、

様々な思いがあることと思います。

 

暖かい家がいい・・・

住みなれたところがいい・・・

家事全般が、もう負担にならないようでありたい・・・

 

それぞれ個々の問題ではありますが、

今、日本社会が抱えている、

一つの憂いのようにも感じています。

 

一つの答えを出した、理想的な例がここにあります

里山風景の春を楽しみにいらしてください。

(西野博子)