建方が進んでいます・川崎市二子の現場から

川崎市二子の現場から。「敷地をシェアする いえ と いえ」と題する住まいが進行中です。その名のとおり、ひとつの敷地に2つの家を建てています。お施主様は、姉妹夫妻。ご実家の土地をシェアし、それぞれの家をレイアウトする計画です。敷地は2つの公園に面した辻の角地。2棟は公園の樹を望むように配され、それぞれのアプローチと、棟間には三角形の庭をもちます。敷地をシェアし、棟間の塀をなくすことで、豊かな外構空間が生まれます。

通りからの視線を避け、公園の緑を望むように配置された2つの住戸

そうした2棟の建方が、先週末から進んでいます。写真は、1棟目の様子。柱と壁を工務店の加工場でパネル化したものをクレーンで吊り上げ、土台にホールダウンしていきます。現場工程が早く進むこと、加工の精度の高さが期待できます。

建方前。大工集合。設計を囲んで段取り確認後、いざ出陣!

クレーンでパネルを吊り上げていきます

とはいえ、鈴木工務店では一棟ずつの注文住宅を作っているので、規格パネルをただ組み上げるというわけにはいきません。設計による事前の段取りと大工の連携があってこそ、一邸のためのパネルを効率よく作り組み上げることができるのです。今回も大工総出で、棟梁と設計担当の指示のもと作業が進んでいきます。facebookでは屋根の架かった画像もアップしていますので、ぜひご覧ください。

クレーンから受け取ったパネルを土台にホールダウンしていきます