換気のデメリットを解消しよう

よりきれいで快適な室内環境のために。換気・吸気性能をワンランクアップさせる方法をご紹介します。

家の空気をきれいに保つために
空気の清浄で欠かせないのが換気です。

鈴木工務店のこれまでの家では、換気扇で室内の空気を吐き出して、
吸気口から新鮮な外気を取り入れる方式が多く採用されています。

しかし、新線な空気といっても、これからの季節はとくに、悩みの種となる
花粉やPM2.5などの浮遊粒子も一緒に家の中へ取り込んでしまう可能性が高くなります。

そこでお薦めなのが、今ある吸気口にフィルターを組み込ませること。
フィルターはインターネットで購入することができ、ご自身で取り付も可能です。
交換フィルターは2 種類あり、ど の大きさの浮遊物質を捕集したいかによって選べます。

【図1 】のように花粉はPM 2.5の約30倍の大きさがあります。

より小さな粒子を補足するのは静電フィルターですが、維持管理的には不織布フィルターに軍配が上がります。
自分の暮らしに合わせて選択するのが良いでしょう。

【図1】参照:独立行政法人環境再生保全機構サイト等

OMソーラーでの注意点

また、寒い季節はとくに、OMソーラーによって外気が家の中に送り込まれます。
花粉は比較的大きな粒子のため、OMによって室内に取り込まれることはありませんが、PM2.5のような小さな粒子は侵入します。
対策として、OMエアフォールというフィルター装置による集塵があります。
施工状況によっては取り付が難しい場合もあるので、ご検討の際は一度ご連絡ください。※OMサイト参照

熱交換換気という選択も

換気といえば最近では、熱交換換気が一般的になりつつあります。
冷暖房時の換気によって部屋の涼しさや暖かさが逃げてしまう非効率を解消するもの。

【図2】のように、熱交換器の働きで排気する熱エネルギーの約70%を回収し、外気を室温に近づけて取り込みます。
こちらもご興味のある方はお問い合わせ下さい。( 多田 )

【図2】参照:熱交換形換気機器ロスナイ製品(三菱電機)サイトより

KAKI NO TANE vol.34 『かきのたね』「お手入れら・ら・ら」よりバックナンバー