街並みをつくる家ってどんないえ?

川崎市高津区二子の現場から。今日は、足場がすっかり払われた外観の一部をパチリ。

敷地をシェアする2軒の住宅。木板貼りの外壁と、配置を少しずらした建物の軒の重なりが見えてきました。

鉄筋コンクリート造のマンションや、鉄骨プレハブの賃貸アパート、モルタルや窯業系サイディングなどなど--

ありとあらゆる構造や規模、仕上げの建物がひしめく街なかで、木のやわらかな質感と環境にはたらきかける豊かな表情が、オアシスのような存在となることを願いつつ。

今日も完成へ向けて現場は進みます。

外構も完全に閉じるのではなく、隣接する公園の銀杏を望むように空隙を設けながら、木塀を設置していきます。

木の外壁はお手入れが大変なのでは?と問われることが多いのですが、対候性を高める処理をしているため、一般的なサイディングと変わりなく長もちします。この処理(ウッドロングエコ※防腐剤、塗料ではありません)については、過去blogでも触れていますのでぜひチェックしてみてください。

ウッドロングエコを浸透させた杉板(左)と、素地のもの(右)

二子新地の建物完成見学会「敷地をシェアする いえ と いえ」は、4月27日(土)28日(日)開催です。