小さな家のセカンドステージ

明後日1/25(土)に開催する「戸建てフルリノベーション完成見学会@相模原」の現場から。内装も終わりお引渡しに向けて室内外の最終チェックをする段階となりました!

2階の個室。勾配天井に古い既存梁がいい感じです!

多人数の家族の日常をスムーズにする1階回遊動線の一端。実際の間取りは見学会会場で体感してください

ご夫婦と成人された二人のお子さん、時折り滞在されるお母さまの住まいです。以前は小さな住空間に5人が暮らし、物量と相まって居心地のいい空間ではなかったそうです。フルリノベーションでは増築も行い、家族が適度な距離感で過ごせるプランが考えられています。もちろん、多人数による生活動線や収納計画も重要な要素となりました。

クリアすべき要件のほかは、内装に差し色を施したり、外壁や塀を木板にしたりと、住まい手の好みが各所に反映されていて楽しい空間になりました。古い梁を現しにして生かした小部屋も居心地がよさそうです。ちなみに、東側の2つの小部屋は古家時代の駐車スペースの上に位置し、2階フロアよりも数段低い床レベルになっています。既存を踏襲しながら住まいと暮らしを更新するリノベーションならではのプランも体感してください。

玄関の差し色と木枠のバランスは現地にて確かめてください

カラフルなモザイクタイルは住まい手のセレクト

こちらの住宅は築年数を経ていましたので、インスペクション(建物状況調査)もしっかり行っています。基礎や構造体、小屋裏、断熱の状況などを事前に把握して計画を立てるので、工事中に発見される想定外の事態を最小限に抑えることができます。もちろん家の壁や床をすべて取り外して確認できるわけではないので、調べた箇所以外で問題が発見されることもあります。それでも、既存住宅の状態をプロの目で確認しておくことは重要です。工事に入ってからの大幅な工程や予算の変更を最低限にとどめることにつながるからです。

小さな空間に居場所をつくる和の設えと照明と

板塀もつきました

見学会では、インスペクションからリノベーションに携わった設計士がご説明いたします。リノベーションの内容も含めてご質問ください。住まいの様子は少しだけ、画像にて。コンパクトな空間を使いやすく心地よくする工夫は、ぜひ実際の建物で体感してください。見学会のお問い合わせはこちらから。 (畑野)