工務店の注文住宅の現場より・平屋の現場見学会「つくっている人に聞いてみよう」@町田市能ヶ谷を開催します

7月23日(土)に建築中現場見学会@町田市能ヶ谷を開催します

町田市能ヶ谷の住宅街での建替え計画です。平屋に天文台を載せたRC造を組み合わせた混構造です。お子さんたちが成人され、ご夫婦それぞれが趣味を楽しめる住まいを求めました。

軒の低い落ち着いた佇まいや大屋根が架かるゆったりとした空間を、仕上げ前の素の姿で感じることができます。

仕上げ前の現場中見学会で確認できること

現場では断熱材の施工や柱・梁の緊結の様子、電気配線などを見ることができます。とくに、断熱材の厚み、気密のとり方などは、プラスターボードが張られてからでは見ることはできません。また、更地から基礎打ち、建て方など、すでに施工が済んでいる部分については、スライドにまとめて現場監督が説明します。家づくりの詳細は結構分からないことだらけかもしれませんが、その場で監督が答えますのでどんどん質問してみてください。

住宅性能を支える施工

現代の住宅は断熱・気密そして換気が重要です。それぞれ設計段階でシミュレーションして計画しますが、実現するのは一定水準をクリアする施工です。どんなに断熱材を厚くしてもすき間だらけでは意味がありません。仕上げから下地、断熱材の組み合わせ等々、ひとつの事柄が家づくり全体へ関係してくることを、現場に携わるすべての職人が理解する必要があります。よくうちの現場監督は「みんなでがんばらないと意味がなくなっちゃう」と言っています。一つの仕事がほかの仕事にどう関係してくるかを頭に描きながら、自分の仕事を完遂する。大工だけでなく、SUZUKIの家づくりを理解する連業者さんたちと共に家をつくっています。(ちなみに、鈴木工務店ではHEAT20 G2 レベルをクリアする家づくりを行っています)

柱と梁に支えられた木の家の心地よさと安心感

木造住宅でも、柱梁をすべてボードで覆い白いクロスを貼って見えなくすると、凹凸の少ない真っ白な箱の空間に仕上がります。シンプルモダンなスタイルとして、好まれる人も多いかもしれません。でも鈴木工務店の家は、柱と梁を見せられるところは“魅”せる提案をしています。よく、見学会を訪れた人が、「安心する」と言ってくださるのですが、視覚的にもしっかりと柱と梁に支えられているという感覚に包まれるのだそうです。(写真上は築2年の根岸の家より)

もちろん、木部を仕上げにそのまま用いるところと、シンプルにクロスで仕上げるところとバランスが肝心です。木部が多すぎると山小屋のような雰囲気に傾きやすくなります。デザインについては、ぜひ完成見学会でお確かめください。

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