お手入れ ら・ら・ら 『毎日の ひと拭きで、 木の浴室を 心地よく~住まい手が実践する おそうじポイント~』~かきのたねvol.62 夏号より

入浴のついでに、無理なく続ける

今回お話しを伺ったのは、ハーフバスユニットのある家の住まい手。その浴室の壁と天井は、サワラの板張りになっており、15年ほど経った今でも、とても綺麗に保たれています。
毎日のお手入れは、実はとっても簡単。換気扇を終日まわすこと、ドアを開けておくこと(夏は窓も)、入浴終わりに壁の濡れた部分を雑巾で拭くこと。浴室全体を拭き上げるのではなく、水滴がついたところだけをご家族のみなさんで拭いているのだとか。さらに年に1〜2回、壁と天井に撥水材を塗っています。続けるコツは「毎日こつこつと、無理をしないこと」。特別に掃除の時間を設けず、暮らしの流れの中に取り入れることが大切なのですね。

左/水がかかりやすい壁の下部も、毎日のひと拭きで、きれいな状態を保っています。右/窓にブラインドがかかっている場合は、空気が回りにくくカビ発生の原因にもなるので注意が必要。

思ったより手間のかからない木の浴室

家を建てる前は、お手入れの手間を心配していたという住まい手。実際に暮らしてみると、思っていたほど負担はなく「毎日、森の温泉に入っているみたい」と、木の浴室の心地よさを教えてくださいました。

左/竣工時。右/約15年後の現在。サワラの木の色が、年月とともに少しずつ深まっていくのも魅力です。

この記事の監修者

山﨑 愛子

設計・アフターメンテナンス

山﨑 愛子

Yamazaki Aiko

二級建築士

家族と過ごす住まいは、時間や日常風景を共有できる心地よい空間として心に刻まれます。末永くその風景を愛せる家づくり、メンテナンスに努めます。